伝わるデザイン

実践

はじめに

ここまで、「読みやすく」、「見やすく」、「バリアフリー」という項目にわけて、情報を伝えるためのデザインのルールをたくさん紹介してきました。この知識を自分の資料作成に「活かす」には、「ソフトを使いこなす」ことがもちろん大切なのですが、それ以上に重要なことは、読みにくさや見にくさの「原因に気づく」ことです。たとえば、「この資料は行間が狭いから読みにくいんだなぁ」とか、「あの資料はフォントの使い分けで損してるなぁ」とか、「この資料は要素が揃っていないから見にくいんだなぁ」などです。問題点に気づくには、センスは必要ないですが、多少の訓練が必要です。

一方で、パワーポイントスライドでもA0版ポスターでも、よいテンプレートがあれば、それがもっとも楽なのですが、現実には発表内容によって文章の量や図の数は異なるため、テンプレートに簡単に当てはめることはできません。パワーポイントにはテンプレートがいくつも用意されていますが、少し装飾が多いように思いますし、それほど使い勝手がよくありません。そのため、自分のスタイル(文量や情報量)に合ったデザインの資料を準備する必要があります。とはいえ、スライドのデザインを考えることばかりに時間を費やすというのも褒められたものではありません。

「実践」では、まず、いくつかのPowerPoint資料を例に、問題点を指摘しながら、修正案を示していこうと思います。自分で修正するつもりになって、読みにくさや見やすさの原因を考えてみて下さい。さらに、これまでの各論ではイメージの湧かなかった全体像を掴めるように、プレゼンスライドとポスターの例を紹介していきます。デザインもシンプルなものから少しアトラクティブなものまで用意しましたので、発表の場面や自分の好みに応じて参考にしてみてください。

注)本項目は未完成です。 できるだけ早く完成させます。



目次

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